本日は朝から曇り空。
雨で遊べないわけではないけれど、でもなるべくなら降って欲しくないな〜。という気持ちを汲んでくれたのか、ギリギリ最後まで雨は降らず約120人位が遊び場で過ごしました。
■火付け勝負だ!
「マシュマロ焼きた〜い」といつもの声が聞こえたので、こども達が火起こし開始。焼きたい子と火起こしの子がバラバラなのが面白いところ。
「なかなか火がつかない」というので見たところ、細木だけでヤグラを組んでいる。
「すぐ火がつく新聞紙を入れないと、いきなり火はつかないんじゃない?」と言うと「新聞紙どこにあるの?」との返事。
ん〜〜?と火付け道具入れを見ると、まさかの空っぽ!
やば。入れ忘れた。
そういや先月全部使い切ったっけ。
そういや先月全部使い切ったっけ。
うーん。どうしよう。
ふと見ると、薄いベニヤがありました。お?これ使えるんじゃない?
「ごめん、新聞紙入れ忘れたわ。でもこれがあれば付くと思うんだよね。勝負しよっか?」
「え!?こっちは9人もいるんだよ?」
人数関係あるのかな〜?
「ふふふ。こっちはプロだぜ〜」
「やった!じゃあ勝負だ!!9対1だよ〜。」
火付け勝負開始です。
ベニヤをバラバラに細かくして、その上に細木を乗せて着火。
その間、スパイに来た子が3人。
その間、スパイに来た子が3人。
火起こししている子が4人。
木を拾いに行ってる子が2人。
こんなバラバラでも遊びと成立しているところが面白いですね。
あっという間に火がついて「いえ〜い。天才!」と勝ち誇ると
「大人げない!」とのお叱り。
「いやいや、テクニックだよ」と言ってみたり。
「大人げない!」とのお叱り。
「いやいや、テクニックだよ」と言ってみたり。
その後、こちらがつけた火を利用する子、頑張ってつけようとする子、他の遊びを見つけて離れる子。またバラバラに遊びだします。そのうち、どうやったらうまく火が付くのか聞いてくる子もいました。
同じ火遊びをしていても、その受け止め方も千差万別。
これぞ遊びですね〜。
これぞ遊びですね〜。
■あおぞら茶話会開催中。
今回は代表のしばけんがホスト役。
1人こどももまるでゲストのようにどっかりと座って話に加わってましたが、
参加したお母さんも「こんな風に他所の子と話す機会もなかなか無いですね〜」
と嬉しそうに話してくれていました。
あそぞら茶話会は10月までのあそびば桑園で10時30分〜11時30分で開いてますので、大人の方はぜひぜひ参加してみてくださいね。
■NEWコロコロキット登場
コロコロキットが新しくなりました。
コンパクトになってカラフルになったコロコロキットは大好評。
コンパクトになってカラフルになったコロコロキットは大好評。
今回は穴の高さをランダムではなく、すべて同じ高さ・位置で作ってみました。
以前のランダムな穴の位置も面白かったのですが
今回は同じ位置にする事でどういう遊び方になるのかを見てみたくて作りました。
すると、まさかの水平にといを置く置き方!
なんとそう来たか〜。
大人の考えとしては「転がすためには傾ける」と思ってしまうのですが
そんな事はまったくお構いなし。
水平にといを通して、手で転がして落ちるのを楽しむ。
水平にといを通して、手で転がして落ちるのを楽しむ。
確かに斜めにといを刺すよりも、水平に置くほうが簡単だもんね。
転がらないなら手で押せば良い。
いや〜。やっぱりこどもは遊びの天才です。
その後、やかんに水を汲んでボールのウォータースライダーを作っている子もいました。
まだまだいろんな遊びが生まれそうです。
■汁ものプロデューサー!
「よし!今日はヤミ鍋だ!」と言い出した男の子?
「ヤミ鍋?」
「うん、いろんな物をぶち込んで煮るの」
なるほど。確かにヤミ鍋。
なにやら鍋にいろいろ入れ込んで、たき火でコトコト煮ています。
いろいろ入れるものを変えては「お供え物」と称してもってきてくれます。
そのたびにどんどんひどくなり、色もどす黒くなっていきます。
うーん。これはひどい。
「何入れたの?」
「えっとね〜、葉っぱと枝と、たき火で黒くなった木」
うん、そりゃ黒くなるねえ。
「シェフを呼べ。文句言ってやる」
「いや、俺シェフじゃないし。」
「え?バイトなの?」
「当たり前じゃん」
なんのこっちゃ。こういうロールプレイが出てくるのも面白いですね。
それを見て触発されたのか、他の子も作り始めました。
そちらは木の実だけ入れてすっきりした見た目。
作った子と付き添いの子が2人で来ました。
どうやらシェフとプロデューサーのようです。
どうやらシェフとプロデューサーのようです。
「こちらの見た目キレイなスープと、あっちの黒いスープどっちが飲みたい?」
エグい事を聞いてきます。
「ねぇ、健康によさそうなこっちのスープと、あっちの体に悪そうなの、飲むならどっち?」
答えないとさらに畳み掛けてきました。
「いやいやいや。絶対キレイなスープの方って答えさせようとしてるでしょ!」
と突っ込むと
「だってプロデューサーだもん!」
なるほど。納得です。仕事ならしょうがない。
ナイスプロデュース、なのか?
■地域で遊び場を開くという事
今日は午後から雨予報だったためか、午前中にたくさんのこどもと大人が遊びに来ました。
天気が以外に保った事もあってか、いつもは昼になるとさーっと人がいなくなるのですが、今日は昼過ぎても結構な人数が遊んでました。
午後から雨が降るかもなので、今のうちに思いっきり遊んでおこう、という考えが働いたのかもしれません。「お昼だから帰ろう〜」という大人の方が少なかった気がします。
「お昼食べたらまた来よう」という姉妹。帰ったら気分が変わって来なかったりもします。
「お昼美味しかった〜」とすぐ戻ってきた男の子。
「マシュマロ買ってきた〜」という子。
家からおもちゃを持ち込んで遊びだす子。
いろんな子が遊び場に出入りしたり、行ったきり帰ってこなかったり。
自由な遊び場ってそんな場所。
いつ行ってもいいし、いつ帰っても良い。
そこへ行けば、誰かが何かやっている。
そんな安心して遊べる場所が地域にある意味を、とっても大切にしたいと思います。
この日もいろいろありました。
弱っているスズメを見つけたので、どうしようかみんなで考えたり。
実施しているたき火が許可を取っている事を知らずに通報した人がいたため、やってきた警察官の方と遊び場の事を共有させてもらったり。(仕事じゃなかったら遊びたいよ〜とこども達にやさしく話しかけてくれてました。)
落とし物を見つけたのでやってきた警察官の人に届ける子がいたり。
スタッフも毎回いろんな事が起こるので、多少の事では右往左往しないようになってきました。地域で遊び場を開くという事は、こういう風にタフになっていく事でもあるんだな〜と実感が湧いてくるようになりました。
同時に、こども達も大人も安心できる場所として、このプレーパークという活動がとっても有効だと思います。
ぜひぜひ一緒にこの活動をしてくれる地域の方、お待ちしています。
最後にとある女の子の声を紹介。
「また来年来てもいいかな?」
「ん?もちろん」
「来年〇〇中学校になるんだよね」
あー、なるほどね。
「来ていいに決まってるじゃん。見てみな。大人だって来て遊んでるんだし」
その言葉を聞いてパアッっと開いた笑顔が、とっても眩しかったです。
さて、次回は7/19(土)です。
ぜひ遊びに来てね〜。
大人の方は茶話会もありますので、そちらもぜひお越しくださ〜い。
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