あそびば桑園開始以来、ここまで気温が下がったのは初めてかも?最高気温−3℃、最高気温−10℃となかなかの冷え込みでした。午前中も−8℃くらいで、冷え〜〜な1日でした。
そんなときは身体を動かすしか無いよね!と遊び盛んで、結局60人くらいがあそびばで過ごしました。
■ドカ雪が来た!
前日、前々日くらいに降ったドカ雪。それまで雪が少なくてエライコッチャと生活目線では大変なのですが、遊び目線で見ると最高の雪!遊び道具には事欠きません。
とはいえ、さすがに圧雪されてない雪が積もっていると遊びにくい。
なので、まずは遊び場づくりからです。
雪をかいて平らにする
かいた雪を集めて山にする(これも遊び道具)
多すぎる雪のところはラッセルして道だけつける
根本が空洞で足が埋まりそうなベンチや木の周りの雪を掘り出す
などなど。
これが作業なのか遊びなのかは、やってる本人次第だったりします。
かいた雪を集めて山にする(これも遊び道具)
多すぎる雪のところはラッセルして道だけつける
根本が空洞で足が埋まりそうなベンチや木の周りの雪を掘り出す
などなど。
これが作業なのか遊びなのかは、やってる本人次第だったりします。
開始早々「焚き火やらないの〜?」と子ども達。
おいおいこっちは雪かきしてんだよ、と思いつつ火付け道具を渡します。
さすがに慣れてるだけあって新聞紙や焚き木の置き方はまぁまぁ。
おいおいこっちは雪かきしてんだよ、と思いつつ火付け道具を渡します。
さすがに慣れてるだけあって新聞紙や焚き木の置き方はまぁまぁ。
ところがなかなかつかない。
どうも若干新聞紙が湿気り気味なのと寒すぎる気温で火が燃え広がりにくいことで苦戦している模様。
しばらく様子を見るが全然つかない。
うーん。このままでは大人が凍えてしまう・・・
どうも若干新聞紙が湿気り気味なのと寒すぎる気温で火が燃え広がりにくいことで苦戦している模様。
しばらく様子を見るが全然つかない。
うーん。このままでは大人が凍えてしまう・・・
ちょっと離れた場所にもう1台小さめのコンロを置き、大人で火付け。
1回失敗したけど、簡単に火がついた。
さすがに薪はカラカラに乾燥してました。
その様子を見て火を盗もうとする子がいるので「コラ!」と言うと
1回失敗したけど、簡単に火がついた。
さすがに薪はカラカラに乾燥してました。
その様子を見て火を盗もうとする子がいるので「コラ!」と言うと
シュバッと逃げ去る。
(基本的にコンロからコンロへ火を移すのはアウトにしています。危ないからね。)
今日気温低いから、紙を多めにして熱量を多くしてみたら?と言うと、再チャレンジ。
するとまもなく火がつきました。
おお、こんなちょっとしたアドバイスですぐ付くのか。やるな〜〜。
おお、こんなちょっとしたアドバイスですぐ付くのか。やるな〜〜。
さっそく子ども達がマシュマロやらなんやらと出し始めて焚き火パーティーを始めてました。
■乗っちゃった!
ドッヂビー(やわらかいフリスビー)で遊んでた男の子。
どうも木の枝に積もる雪に引っ掛けてしまったらしい。
どうも木の枝に積もる雪に引っ掛けてしまったらしい。
すぐさま駆け寄ろうとするボランティアさんに声をかけます。
「ちょっと遠くで見守っていませんか。面白い光景が見られますよ」
男の子は大人に頼るでなく、どうにか取る方法を模索し始めました。
最初に試したのはボール。
えいっと投げるのですが、うまく当たりません。
えいっと投げるのですが、うまく当たりません。
小さいカラーボールしか無いので、重さ的にも大きさ的にも今ひとつ。
次に「ガムテープちょうだい」と言ってきたので貸すと
なんとザルを2つ組み合わせて大きいボールを作りました。
そう来たか〜。
投げやすくはなったものの、寒さですぐガムテープが剥がれます。
その次は雪ハネスコップ(ジョンパ)を持ち出して、
なんとか腕を伸ばして取ろうとします。
うーん。あと1m足んないかな。
その姿はバナナを取るアレに似てます。
自分より大きい別の子を呼んで取ってもらおうとしますが、やはり取れず。
「肩車すれば・・・!」「無理だよ」
なんて会話が繰り広げられます。
そろそろギブアップするかな?
遊び道具が入っているコンテナを持ち出して、踏み台に。
なるほど、その手で来ましたか。
けど惜しい。あと50cm足りない。
と見ていると、なんとコンテナを縦に積むという荒業に。
あー、そうか。
ロープ祭りのときに踏み台にしたのを覚えていたか。
何とか届きそう・・・
箱の上でモゾモゾすること数分。
ついに「取れた〜〜!」の声。
周りのボランティアさんから拍手喝采でした。
「ね、面白い物が見れたでしょう。」
大人が初めに手を出していたら、試行錯誤する時間が無かったはず。
手を出さなかったからこそ、自由にする事が出来た。
大人が初めに手を出していたら、試行錯誤する時間が無かったはず。
手を出さなかったからこそ、自由にする事が出来た。
やり続けるかやめるかの選択も自分で決められた。
こういう本当に子どもが主体となってできる体験がとても大切だと思うのです。
今日寒いって言ったよね。
なんで半袖なのよ!
「いや、暑いわ」
すごいな〜、道産子(どさんこ)。
小学生から来ている子が、中学生となった今も都合が合えば遊びに来ます。
無謀な事をやっている子がいればやり方を教えたり。
嫌な事をする子には注意したり。
やりたい事をやっている子がいれば黙って見守ったり。
なかなか頼れる存在です。
私達大人が言ってしまったり関わったりすると、命令に近い形でしか受け取れない事も
彼ら子ども同士だと、もっとやわらかいコミュニケーションに変わります。
今日もまた久しぶりの中学生が立ち寄ってくれました。
部活の帰りだそうです。
「なんで半袖なんだよ」
「いや、暑いし!」
■残り10分
「もう終わりますよね?」とやってきた親子。時々遊びに来る常連の方々です。
すぐ片付かないから、全然大丈夫ですよ〜と言うと、安心して遊び始めました。
見てるとめっちゃ楽しそうにあちこち手を出します。
うーん、これは片付けにくい。
一応終わりの時間はあるのですが、まだ遊んでいるところは後回しにして片付けます。
時々その空気を感じてか手伝ってくれる人もいれば、
残り時間をいかに楽しむかとさらに盛り上がる人もいます。
なんで「あと何分」のときが一番楽しいんですかね。
このなんとも言えない時間帯が、わりと好きです。
あらかた方づけ終わったときに別の常連の家族も来ました。
「今日あるって忘れてました〜。次は初めから来ます〜。」
なんてお話をされました。
月1回程度しか開いてないのですが、それでも居場所だったり楽しみにしている人がいるんだなと改めて感じた1日でした。
次回のあそびば桑園は2/18(日)です。
また、桑園ご近所あそびは2/17(土)11時〜13時に桑園ふれあい公園で実施となりました。
そして、4年ぶりとなる桑園あそびばサミットが2/23(金祝)に行います。
これらはまた別に紹介しますので、お楽しみに。
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