8/20(日)桑園ご近所みちあそび(2回目)の「ひるよるあそび編」開催しました!
天気予報がまたしても怪しい・・・午前中降った雨がまた降るかも?というコンディションでしたが、なんとか降らずに開催しました〜。
”ひるあそび”のみちあそびは乳幼児連れの親子で賑わいました。みち行く人からは「何やってるんですか?」「とても楽しそうですね!」などと声をかけてもらったり、実際に通行して子供達の遊びを眺めたりする様子が見られました。
”よるあそび”の花火タイムは打って変わって小学生満載!親子連れや大人だけも参加ありの結構盛大な感じに。相変わらず煙もくもくになったのですが、去年よりも広い会場だったのでそれぞれゆったり楽しめたみたいです。
この日は合わせて250名ほどが子供の”あそび”に触れました。
このみちそびが更に桑園地域で根付くようにしていきたいですね〜。
■粉々チョークはいつまでも
さて、すっかり恒例になった感のある、チョークを粉々にする遊び。
今回は色んな色の塊が出来ています。
参加する子供の数ものべ10人くらいいたのでは。ひっきりなしにみんな粉にしてました。
なぜ粉にするのか?・・・そこにチョークがあるから!
粉にしてる子の側に行くと、「ねんど作ってるんだ〜」と自分の遊びを嬉しそうにかいせつしてくれました。粉にして水を少しずつ入れてコネコネ。なるほど、そういう遊びなんですね。と思っていたその頃。まさかあんな遊びに発展するとは、この時には思いもよらなかったのです。
■遊びの天才
粉々チョーク遊びをしているところへプレーリーダーの1人がダンボールで作った被り物を持ってやって来ました。
あんまり気にせず一心不乱に粉にする子供達。
しばらくしてその場に立ち寄ると、ダンボールの被り物だけ置かれていて、それに対してなにやら指をこすりつける子供達。
?????と思って近寄ってみると、なんと。
ダンボール仮面にお化粧をほどこしてました!
マジか〜。
天才だな〜。
おしろいももしかしたらこういうふうに生まれたのかも?
こういう大人からは思ってもみないところへ着想するのを見られるのが
この活動の醍醐味かもしれません。
こりゃ自分の子が天才かもしれないと父ちゃん母ちゃんは思っちゃうよな〜。
いや、実際子供は「あそびの天才」なのだけれども。
ぜったい「いいこと考えた!」な瞬間があったんだろうな〜。
■遊びは続くよどこまでも
今回絶賛不人気(笑)だったハコ車ですが、最後の方で乳幼児の親子が遊ぶ姿が見られました。ちょうど立つと目だけ外に出るような高さの子だったので、かくれんぼしながら遊び場をドライブしてました。父ちゃんが活躍できるのがいいですね。
昔(2019年)のみちあそびでやったときは、ひっきりなしに人気だったのですが、今回はちょっと不発でした。それでも遊んだ人は楽しそうだったから良かったのですが。
こういう大人がしかけた遊びは不発に終わることが多いです。
プレーワーカーが見せる(魅せる?)遊びも10回のうち1回食いついてくれたらバンバンザイかなぁ。(打率低すぎ?)
その場にいる子供の遊びのツボは何なのか、何をやりたいと思っているのか、そんな事を考えながら今日もあそびのボールを投げてみるのです。
余談)
ただ、このあたりがちょっと説明難しいのですがプレーワーカーは遊びを提供するわけではないのです。なんだか遊びきれてないなと感じたり、ほんとはこういう事したいんじゃないかな、遊びの入り口として示して自由に広げてほしいな、という遊びをしかける事が大半です。その子が遊んでいる(熱中している)ことを壊すのではなく、ニーズを拾って実践してみせる。そんな動きが今の時代のプレーワーカーには必要かと思っています。
■みんな参加者で
18時〜20時の花火タイムは大盛況。この花火だけで180名を超える来場がありました。
受付やちょっとしたルールを設けるなど少しプレーパークらしくは無いのですが、地域の花火ができる場所としてとても喜んでもらえました。
花火は自分達の持ち込みです。よくある花火を配ったりするのは一切やりません。それは、利用する側・される側の関係性にならず、地域のみんなで、来場者のみんなでその場を作ることを重視しているからです。ロウソクに火を灯すスタッフはいるのですが、火が消えちゃったら「こっちの使う?」と知らない人同士がちょっとした親切でつながる場になる。そんな空間が生まれていきます。
去年は桑園公園で実施したのですが、煙がすごくて大変でした。
今年は会場の大きさが広かったこともあり、ちょっと余裕を持って出来たかな。
来年はどこか別の地域団体と一緒にできるといいなぁ〜、と思いました。
■みちあそびでつながるもの
今回みちあそびを実施するに当たって、いろんな所の協力を得ることが出来ました。
警察署や土木センター、まちづくり政策局や町内会、公園緑化協会や子ども未来局
単管をお借りしたマンションの建設現場や駐車場の出口の一部を塞ぐことを快諾していただいたローソン、氷を持ってきてくれた共同水産のみなさま、沿道の会社や一般宅の方。
そして何より当日の運営に当たってくれた北海道大学や地域の民生委員、一般のボランティアや他のプレーパークのプレーリーダー。
他にもたくさんの協力や理解を得て実施したみちあそび。
何より、お手伝いいただいた民生委員の方が素敵なコメントを残してくれました。
「ここに来た人がお互いの事を思いやりながら楽しく過ごす場として、困ったときにはちょっと手助けしあうそんな場として成立しているのが素晴らしいと思う。みち行く人も気軽に参加することができ、参加しなくてもそんな姿を見るだけでもいい。それが出来ている。また、花火なんかはなかなか普段できなくなってきている所を、こんなに楽しめる場として提供できている。それらを「みち」を通行止めにして実施するというアイデアが素晴らしい。こんなご近所交流が出来て、子供達が活き活きできる場所を、文化をぜひ続けていって欲しいと思う」
9j/16(土)10:00〜16:00に桑園公園で開催予定です。
ぜひ遊びに来てね〜。
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